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特別養護老人ホームいなみ:掲示板

2008年4月版

地域フォーラム会場にパネル発表 3/1

 3月1日福野体育館で砺波地域リハビリテーション支援センター南砺市民病院が主催する「地域リハビリテーションフォーラム」が開催され、『この地域でその人らしく輝いて生きる』をテーマとした研修会が行われました。
 パネル展示コーナーでは南砺市内の病院や施設での日頃の取り組みが発表されました。特養いなみでの平成19年度の活動も、研修班が「特集いなみ塾」と題したパネルでOOS(おらっちゃで・教えあって・資質向上)運動での事故対策や感染症対策勉強会の取り組みを紹介し、また、褥瘡予防対策チームからは"褥瘡はつくらない"を目標とした介護の取り組みを「褥瘡ゼロは介護の力で」と題したパネルにして発表しました。
 参加された多くの皆様に当施設の取り組みについて関心を持ってもらうとともに、評価していただくいい機会となりました。

家族介護者教室開催 3/1(デイサービス)

 在宅で介護をされている家族の皆様の情報交換の場として介護者教室を開きました。
 まず始めに、デイサービス看護師が講師をつとめ、認知症早期発見のための話や、認知症を持つ方との接し方についての話をしました。その中で長谷川式認知症スケールの体験が行われました。簡単だと思っていても、実際にやってみると「わあ、さっき覚えたこと、もう忘れとる」と案外難しく、照れ笑いが響きました。

 

 次に職員、家族交えてそれぞれが抱えている悩みや介護上の問題を話し合いました。皆様自分の身に置き換えてお互いの話を聞き、深くうなずいていました。
 最後に職員と1対1で個別懇談をしました。なかなか人には言えないような悩みも話すことができたのではないかと思います。
 2時間程の短い教室でしたが、これからの介護に少しでも役立つことができたなら、と思います。参加していただいた皆様ありがとうございます。

AEDでの救急救命を学ぶ 3/5

 安全対策班と研修班では、砺波広域圏井波・庄川消防署員の方からAEDを使った救急救命について学ぶ講習会を開きました。倒れている人がいたらその人の状況をよく調べ、大きな声で人を呼び、協力を求め119番通報することや、気道確保や心肺蘇生などを正しい手順で行うことを学びました。その後はAEDの使い方を学びました。めったに救急救命の現場に出会うことはないのですが、普段からの訓練により慣れておくことの大切さを実感しました。

体圧とズレを数値で把握 3/12

 褥瘡対策委員会では褥瘡を発生させないことを目標に取り組んでいます。その目標のもと、健康用品会社のモルテン(株)様から講師を派遣していただき研修会を行いました。
 褥瘡予防対策として日本に数台しかないと言われる全身の体圧を測定する機械を用いながら、科学的データーを基に、適正なマットレスの選択と除圧の方法を教わりました。
 実際に測定機を使用することで、いろいろな体位での体圧とズレ力を数値的に把握でき、褥瘡予防のためにより効果的なケアの方法が習得できました。

利用者と高校生が交流 3/18・19(デイサービス)

 井波高校福祉科1年の2クラスの生徒さんが3月18日と19日に分かれ、授業の活動としてデイサービスセンターいなみで施設の見学と利用者様との交流を行いました。施設長の施設紹介の後、生徒さんが自分たちで考えた歌やゲームなどのレクリエーションを行い、デイサービスの利用者様との時間を過ごしました。
 生徒さんの感想:レクリエーションの『与作』の体操では、利用者の方も一緒にやってくれたのですごく嬉しかったです!! 知っている方は歌もうたってくれたのでよかった 交流では、話し方をいろいろと教えられました。本当に物知りで、いきなりクイズを出されたりしましたが、楽しく会話できたのでよかったです。「今日は楽しかった。ありがとう」と言われて、来てよかったなと思いました♥♥

『ふきのとう』を食材に 3/21

 春の味覚「ふきのとう」を食材にするため看護師と3人で八乙女山のふもとへ出かけました。晴天が続いていたので、食べごろのふきのとうは雪が残っている山際まで行かないと顔を出しておらず、冬眠から覚めた熊が出てこないか、冷や冷やしながらのふきのとう狩りでした。
 旬のふきのとうはさっそく、天ぷらと味噌となり食卓に上り、季節を味わう昼食の一品として喜んでいただきました。

(西原栄養士)

餅つき大会 3/26

 3月26日けやきホールにて、利用者様と町内会の皆様や児童会の子どもたち、利用者様のご家族も集まっていただき餅つき大会を行いました。
 平成19年の年の暮れに、お正月の神様にお供えする鏡餅をつく計画でしたが、ノロウイルスが流行したことによる感染対策として延期して、この日につくこととなりました。
 毎年餅つきをご指導してくださる大ベテランの太田さんによる軽妙な手返しと、利用者様のヨイショヨイショの掛け声と見守りの中で、代りがわりにみんなでお餅をつきました。

 

 今回の餅つきでは白いお餅とおはぎをつく予定でしたが、家族の方が持ってこられた栃の実で茶色の栃餅を、ヨモギで緑色の草餅もつくことができました。
 小豆、きな粉、ごまで包まれたお餅やおはぎはお昼の食事に出されました。

介護現場から その3...指導を受けて改善を

 加齢によって歯茎が痩せてしまった I 様は、右上歯のかぶせ物との間に隙間が出来てしまい、食事をするとその隙間に残り滓が溜まり、それが口臭の元となっていました。そのため、普段は先の細い歯ブラシを使い隙間の残り滓を取り除いていましたが、歯科衛生士の指導で歯科往診を受けていただき、かぶせ物が除去されました。

 その後は、口臭が減少し、口腔内が清潔に保たれています。
  また、I様には食事を安全に取っていただくために摂取嚥下評価を受けていただきましたが、3月はこのような指導や評価を受けていただいた方が17名いらっしゃいます。歯科衛生士や言語聴覚士により現在の摂取状況の把握、改善対策の提示をしてもらいました。これらを参考にし、これからの利用者様の食生活がよりよいものになるようにしていきます。

それぞれの歯に合ったブラシを使っています



「3月おひな様」のちぎり絵は、白樺通りの林さんの作品です。

「桜」は、左から白樺通り、ひのき通り、けやき通りの制作クラブの皆さんの作品です。

4月・5月の行事予定

特養いなみ

4月 下旬
チューリップ見学
5月14日(水)
追悼法要

デイサービス

4月 上旬
お花見週間
5月12日(月) ~17日(土)
井波の街巡り
5月19日(月) ~24日(土) 体重測定

3月のサービス利用状況

特養いなみ 長期80名(男10名、女70名)
短期71名(男21名、女50名)
デイサービス 133名(男31名、女102名)

(平成20年3月31日現在)