井波の伝統的な祭りである「よいやさ祭り」が３日に行われ、今町の屋台が、特養いなみ にきてくださいました。豪華絢爛な屋台を一目見ようと、利用者の皆さんが正面玄関に集まりました。三味線や笛をはやしにしてつやのある端唄を披露していただきました。利用者さんは、「祭りはいいもんや」、「屋台をひいていた子供たちがかわいらしい」とほほえんでおられました。
　来年もたくさんの利用者の皆さんと見学したいと思います。

　五月の第３週のお出かけ企画は、『井波街めぐり』です。コースはデイサービスを出発し、つつじが咲き誇った道を通り、観光客が散策している八日町通りを抜け、閑乗寺の展望台までドライブを楽しみました。
　 さわやかな天気に恵まれ、車の中では『きれい～』 『すごい～』などと歓声があがり、皆さんの喜びが伝わってきました。

閑乗寺から散居村を一望し大満足

平成１９年度にご逝去された故人を偲び、ご遺族や利用者・家族会の皆さんをお招きし、追悼法要を厳かに営みました。

いつまでも手を合わせ生前の姿を思い出してしんみりとされている方がいらっしゃいました。 　今ある命に感謝し一日一日を大切にしたいとの感想も聞かれ、厳かな中にも心洗われる時を過ごしました。

　5月14日午後5時から特養いなみ家族会の総会が開催され、19年度事業・収支決算の報告、20年度の事業計画・予算案や、会則の一部改正、空席役員の補充など全案件が承認されました。また、施設での夕涼み会や文化祭などは共催として引続き支援していただきます。

　特養いなみでは、利用者さんの安全な移乗移動のため検討をしています。その一つの方法として片麻痺などで都合の悪くなった上肢の保護にアームリングを利用しています。
　 アームスリングは、捻挫や骨折の腕の固定の為の介護用品です。肩鎖骨関節を安定した肢位に保持できるので片麻痺の方に移乗時や排泄動作時の腕の巻き込み予防になります。　左右兼用のメッシュタイプで通気性も良く、とてもシンプルな形なので快適な装着感があり、利用者さんにも好評です。
　離床・臥床時にはアームリングを着用してもらい、「そーっと」が口癖になる丁寧な介護を目指して取り組んでいます。

新館の中庭のプランターにナスとトマトの苗を植えました。大きく育つようにと願いを込めて、水をかけている利用者さん。収穫できる日が楽しみです。

　また、夏から秋にかけて楽しめるダリアやコスモスなどの花の種もまきました。きれいに咲く姿を想像しながら花たちの成長ぶりを利用者さんと見守っていきたいです。

　笹でおおわれた敷地。『ここを畑や花壇など、有効利用は出来ないかな？』と思い、利用者さんにもお手伝いしてもらい鎌を入れてみました。

　一生懸命笹をかってくださり、一緒に汗を流してくれた利用者の斉藤さん。 大活躍してくれました。

見てください！大きくて真っ赤ないちご！ ５月２０日には南砺市福光の広大な農園にお邪魔していちご狩りを楽しみました。

甘くてジューシー！
ほっぺが落ちそう

　実はここは介護主任の個人農園なのです。居心地良い空間が広がり、暑い日差しの中、時間を忘れて戸外での活動に夢中になりました。

　畑にしゃがむと葉の陰から次々とかわいい、いちごが顔をのぞかせます。いちごを摘む手から収穫の喜びが伝わってきます。あっという間に抱えきれないほど摘み取りました。
　畑仕事に自信のある利用者さんは慣れた手つきで取り組んでおられました。

収穫の一部です。さくらんぼも色づき、ちょうど実りの時で、もぎたてをいただきました。

　もぎたてのいちごやさくらんぼをおなかいっぱいいただき、とってもぜいたくな気分を味わいました。最後に主任の愛犬が名残惜しそうにみんなを見送ってくれ、楽しかったひとときを後にしました。
　 主任、お世話になり本当にありがとうございました。

　５月２８日、朝の７時から、大當興業の皆さんが今年もボランティアで、特養やデイサービスの敷地の草を刈ってくださいました。
　皆さんの仕事も大変でしょうに、朝早くから作業していただき、ありがとうございました。きれいにしてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。