南砺市が誇る菊の祭典「なんと菊祭り」に今年も行ってきました。
　会場は鮮やかなスプレー菊の絨毯(じゅうたん)や小菊であしらった唐門や五重塔、豪奢な一本仕立ての大輪などで所狭しと、菊が咲き誇っています。
　丹精込めて育てられた菊の競演に作者の意地と職人技が感じられました。

みごとな菊の展示会場をゆっくり見てきました。

　「花が大好き」と話されるKさん。
職員にも花の鑑賞の楽しさを教えて下さいました。

　「お母さんとこうして出かけられる機会を大切にしたい。」と話されるMさん。親子で参加していただき、花の観賞も感動しましたが、母を想う気持ちがあふれ、ほほえましい光景でした。

　福野の菊祭りにデイサービスも見学に行きました。「わぁーきれいや～」、[見事やね～]、[こんな色の菊好きやわー]「なかなか世話なもんや」「昔自分も作っていたよ」など利用者さんのさまざまな声が聞かれました。
また、会場近くの街路樹が赤く色づき、秋を満喫してきました。

　一大イベントの文化祭に、利用者さんのご家族や来賓の方々が数多く来訪してくださいました。展示では、利用者の方々が作られた作品や班の活動の紹介、職員の作った作品などが多数展示されました。見に来てくださった方が足を止めて、作品に見入っていました。

利用者さんの作品展示です。
この日のために、２，３ヶ月前から作品を作ってきました。

各班の役割や今年取り組んでいることを紹介しました。

職員の作品では、写真や手芸、手作りパンなどの展示がありました。とてもおいしそうなパンがズラリと並び、ご家族からは「つまんでみたいわぁ」との声が数多く聞かれました。

★ DANCE of TAHICHIAN★

デイサービスの出し物のフラダンスです。
手作り衣装がセクシーですね。

★ ハッピーＨＡＰＰＹクローバー のボランティアさん★

かわいい子供たちの社交ダンスが始まりました。
ダンスがとても本格的で、みなさん驚いておられました。

　きれいな衣装を身にまとった子ども達が利用者さんとふれあいの場をもってくれました。
利用者の皆さんも、とても喜んでおられました。

利用者の方と手を取り合い、微笑ましい雰囲気ですね。

アトラクションの後には、利用者さんとその家族さんにお弁当とデザートビュッフェ方式の食事会を催しました

秋の味覚松茸ご飯のお弁当を食べています。その後の『デザートは別腹♪』です。

　１１月１８日は地元の井波中学校から福祉への関心のある生徒さんが特養へボランティアに来てくれました。
　中学生とあって一段とフレッシュな顔ぶれです。生徒のみなさんは初めの頃、緊張の面もちでしたが誠実に素直に利用者と向き合ってくれました。

　施設の概略を聞いてから早速ボランティアの開始です。
　まずは利用者の足である車椅子の清掃です。
慣れないながらも細かいところまで丁寧に水洗いしてくれました。

　初めは気負っていた生徒さん達も笑顔が出てきて会話も弾んできました。
　「利用者に寄り添う」ことの難しさと大切さを感じたひとときとなったようでした。

　ふれあいの時間では、生徒のみなさんが事前に考えてきてくれた出し物や遊びを採り入れて交流を深めました。
　昔懐かしい紙芝居やあやとりなどを童心に帰って一緒に楽しみました。

　季節や地域を意識し、素材を色々工夫して利用者さんに作成していただきました。利用者さんは、玄関に張り替えるたびに、出来上がりを喜んで眺めておられます。

　デイサービスでは午後からのレクリェーションの時間に、週毎にゲームを考えて、利用者さんに楽しんでもらっています。この週は、ペタンクゲームでした。手作りの玉を使って、新聞紙の上に入った数を競います。いくつ玉がのるかな？
　ゲームを通して皆さんの心身の機能低下予防、向上を図っています。

　１１月６日に福野地区で開催された、菊まつりにちなんで菊の花びらを使って押し寿司とお浸しを作りました。
　花びらを１枚１枚取るのがもったいないくらい綺麗な菊の花でした。

　畑でとれたほくほくとして甘みのあるサツマ芋を使って、モンブランを作りました。

　11月18日の昼食に、デイサービスで丼屋台を催しました。当日来所した利用者さんに食べたい丼を選んでもらいました。
　一番人気はしらす丼で、意外においしいという意見が多かったようです。

親子丼

豚丼

しらす丼

　１１月１９日、味のよいしめじ茸と栗で炊き込みご飯を作りました。
味しめじと言われるだけあり、きのこの旨味がご飯にしっかりしみ込んでいました。
　秋はおいしい食べ物がたくさんあります。馬肥ゆる秋・・・肥えるのは馬だけでしょうか？・・・。

　１１月２８日、となみ平野の里芋やほうきんの実と、五箇山の赤カブやすす竹など、地元特産の食材を使った報恩講料理をお弁当にしてみました。
　南砺市では27日に"いとこ煮"を作り、28日の朝に食べる習慣があります。
　味付けは家庭により塩であったり、味噌や醤油などそれぞれです。
　いとこ煮を食べ終わると『はりせんぼ』の季節がやってきます。

　JAとなみ野井波中央支店で、「ぐるめフェスタin　いなみ2008、第18回山野さといもDAY」が、開催され、全日本里洗いコンテストが行われました。
　このコンテストは、伝統的な芋洗い器具"かい"と"たる"を使い、５分の間に４キロの里芋をきれいに洗い上げるかを競うものですが、選手の競技中のパフォーマンスも、採点のポイントになっています。
　このコンテストに当施設から、「ルーキーズ」のコスプレでパフォーマンスをして代表選手２名が参加しました。地域のみなさん方からの声援をうけて元気百倍。見事銅賞に輝きました。

女子チームからは１５チームが参加しました。
その中で地域の企業からは中国の研修生が参加されて、 国際色豊かなコンテストでした。

芋を洗っているととても暑くなり制服を脱いで半袖姿に。 「５分間でいい汗をかきました。」と笑顔。

銅賞の賞品はたくさんの里芋でした。