年も改まり新たな気持ちで新年を迎えようと、今年も越中一宮高瀬神社へ班に分かれて初詣に出かけてきました。
　参拝客のにぎわいも落ち着き、心ゆくまでぞんぶんに新春の空気を味わいました。
　本堂にてみんなで二礼二拍手一拝。今年もよい年になりますように。

　手水取りの冷たさに思わず手がすくみましたが、気を引き締めて手を清めました。心身共にけがれを落として拝殿へ向かいました。

　高瀬神社名物の「なでうさぎ」を早速なでる利用者さん。
　自分の痛いところをなでるとご利益があるとのこと、うさぎに験を担いで健康と長寿を祈りました。

　前号から引き続き笠田統括補佐の海外視察研修の報告第二弾です。今月号は、スウェーデンについて報告します。

スウェーデンってどんな国？
　スウェーデンは森と湖が多く、首都のストックホルムは「世界一美しい首都」と呼ばれています。街はルネッサンス様式の中世の歴史ある建物と整備された近代的な建物とが調和した美しい景観を作っていました。また、世界的権威のノーベル賞授賞式を間近に控え、式場や晩餐会が行われる市庁舎も見学することが出来ました。
　スウェーデンといえば福祉国家で有名です。国をあげての介護教育が盛んで日本のように介護職不足はないそうです。また介護度の枠付けはなく、本人・家族がソーシャルワーカーと話し合ってケア・サービスの必要度を決めているそうです。

　スウェーデンでは、老人アパートにヘルパーを派遣する、在宅ケア方式を取り入れています。この国では「老人ホームに引っ越す」と表現するそうで、今まで住んだ家を離れる寂しい気持ちはあまり抱かず自分の生活を継続しておられます。

家具はベッドとサイドボード以外は個人の馴染みのものを入れています。

　このホームの中には、レストランがあり、入居者も一般市民も利用できる便利な環境でした。美容院、ネイルケア、フットケアなども行い、高齢者の潤いのある生活をバックアップしています。お会いした方々の表情は明るく若々しい印象を受けました。

理学療法士がプランをつくり自主的に運動・トレーニングを行っています。

　作業療法では、お菓子作りをしていました。和やかな雰囲気で会話や笑い声もあがっていました。
　食べることを大切にしていて、何を作るか話し合いで決め「作ること」「食べること」を楽しんでおられました。
　とても有意義で思い出深い視察となりました

（笠田）

　音楽好きな職員がキーボードとギターを持ち寄り、ハーモニカが得意な利用者のNさんとともにささやかな音楽会を開きました。
　即席とは思えないほど3人の息も合い、時間がたつのも忘れてしまいます。
　即興で奏でる歌謡曲や童謡の数々にフロアのみんなも集まって大きな拍手が上がっていました。

　デイサービスで取り組んでいる壁絵、制作物などの作品を、月刊誌DAYの「自慢のレク・クラフト大集合」に応募したところ、最高位の優秀賞をいただきました。職員をはじめ、利用者様も大喜び！！これからも題材や材料を工夫して制作していきたいと思います。紙面１ページまるごとの掲載で、一年を通した南砺市の見どころに関する壁絵を多く紹介させていただきました。今後も季節を感じることができるような壁絵を多く製作していきたいと思います。