今年は桃の節句に合わせて"ひな祭り茶会"を華やかに開催しました。
　地元井波の竹部社中の皆さんに茶会を指南いただき、お点前と琴の演奏で本格的な茶席の雰囲気を味わうことができました。

　着付けを施した職員の「一服どうぞ」の一声に静々と頭を垂れて一期一会の挨拶。
　「美味しく頂戴いたします」とお客として作法にも一段と気合が入ります。

　お茶席の主賓としてお呼ばれ中です。目の前で繰り広げられるお点前の様子に興味津々で質問が尽きません。

　お茶席のきれいな生菓子や抹茶に「たまには変わったもん食べるのもよいちゃ」とご満悦のＭさん。

　中には慣れない抹茶の苦味に苦戦している方も見受けられましたが、心をこめて用意された茶会のしつらえに「大変感じがよかった、ありがとう」と声をかけてくださる方もおられました。

　きっとおひな様もこの宴に満足してくださることでしょうね。

　3月18日に研修班と事故対策委員会が共同し、「緊急時の対応研修」を行いました。
　起こってほしくはないことですが、転倒による受傷や脳梗塞等による急変など、利用者の皆さんの不測の事態に備えるための研修です。
　何かが起きたときにうろたえず最善の動きをする為には日ごろの訓練が必要です。今回の研修では受傷者を発見する者（職員A）と協力者（職員B）、連絡を受ける看護師、宿直者、救急隊員と役割を決め、シミュレーションを行いました。実際に再現してみることで「循環サインの確認の順番は？」「施設管理者への連絡はどの段階で入れるのか？」「家族への対応は？」などいろいろな質問が飛び交い、活発な議論が行われました。
　これからのいざという時にしっかりと対応できるように、このような研修を定期的に行っていきたいと考えています。

（事故対策班　　開）

　今年は雪が少なく、フキノトウが2月の終わり頃から咲きました。味覚膳に合わせて、介護士が例年の咲いている場所よりも奥深い場所でたくさん収穫してきました。
　当日はフキノトウの天ぷらとフキノトウ味噌の田楽など、春の味覚を楽しむことができました。

　特養に新しい介護用車が入りました。事故がないようにと祈願しながら御神酒をかけて、お払いをしました。
　その後利用者さんをのせる前の試運転をしてみました。　また、リフトの昇降や車椅子のフックのかけ方など確認し、以前の車よりも操作がしやすく、乗り心地も良いと感じました。利用者さんにさらに快適に乗っていただけるようになります。

　デイサービスでば 3月7日に 「家族介護者教室」を開催しました。今年のテーマば「介護予防について」でした。介護者さん自身の健康を維持していただくために、介護予防の基礎知識や筋力トレーニング体験していたださました。また、介護者さん同士でお話される機械となりました。日頃の疑問など、介護相談もまじえて、さまざまな意見交換がなされました。

～参加された介護者さんの声～
　「自分自身がリフレッシュすることができて楽しかった」と、嬉しい言葉をいただきました。

一生懸命体操される介護者さん達

　デイサービスでは特養同様に3月３日の雛祭りにちなんで、ひな祭り膳や、雛人形をあしらった和菓子を利用者さんに召し上がっていただきました。どれも可愛らしく仕上がっており、見ても食べても、嬉しくなるようなものばかりでした。

　レクリエーションでのゲームには、ひな祭りにちなんで、菱餅をつけたひもを巻きつける、名づけて『ひな祭り巻き巻きゲーム』をしました。皆さん、隣の人に負けじと、一生懸命に頑張って巻いておられました。

　３月４日、日経ビジネス（情報誌社）からパロの取材に来訪されました。
　パロはペットの代わりとして動く機械ロボットで、声をかける、撫でる等といったような言葉や動作に反応するロボットです。当施設では、パロに「あやちゃん」と名前が付けられていて、利用者さんも嬉しそうに名前を呼んで可愛がっています。