医療と福祉現場での介護に精通された竹内教授の軽快で辛口の語りに、職員は熱心に聞き入りました。

　10月16日（金）18：30から、井波総合文化センターで竹内孝仁教授を講師に招き、「尊厳あるケア」と題して福寿会の三施設合同研修会を開催しました。
　先生は、人が介護を受けるうえで、一番抵抗のあることは『おむつ交換』である、と話されました。
　そして、「人が人らしく生きてゆくことで最も大切なことは、自分で排泄ができることである。その為には、水分をたくさん摂ること（1500ml以上／日）と歩くことが必要である。」

また、｢『学習理論』に基づき、ケアを行うことで、介護度が高い人でも歩行が可能になり、昔できた動作ができるようになる｣と話されました。

　今年２回目の防災訓練は、地震から火災が発生したという想定で行いました。
　地震では建物が倒壊し道路が使えなかったり、携帯電話も使えなかったり等の対応が検討課題です。

すばやく利用者を安全な場所に誘導。

消火器の使用方法を教えてもらいました。

いざ、消火体験！

　１０月１４日（水）に、南砺市と韓国平昌郡との交流で韓国の伝統音楽団（６名）が来訪されました。そして一時間にわたり、「天のソリ　地のソリ」というテーマで演奏してくださいました。

　色鮮やかな民族衣装に、目を楽しませていただきました。
　繊細な楽器の音色、力強い歌声に心揺さぶられ、素敵なひとときを過ごすことが出来ました。

玄琴（コムンゴ）、テグム、杖琴（チャング）・・・たくさんの楽器がありますね。

韓国の民謡楽器に耳を傾け、珍しい音色を楽しむ利用者さん。

『パンソリ』『アリラン』などの熱唱に大きな拍手を送りました。

　毎月１回、施設の中での移動売店があります。季節ごとに販売物の種類も変わり、買う人の心を弾ませてくれます。たくさんのパンやお菓子があって、どれを買おうか迷いますね。

あんパン、食パン、フランスパン...。どれにしましょうか？

たくさんあって迷うちゃ～。

このパン食べたことないわ～。珍しいね。

　１０月５日～７日にかけて、夢の平へコスモスウォッチングに出かけました。少し心配していた天気も見事に晴れ、より一層コスモスが輝いて見えました。「去年よりたくさん咲いているわ」「花のじゅうたんみたいやね」と皆さんうっとりとコスモスを見ておられました。

コスモスを近くで見ると一輪一輪、花の色も違って、とてもきれいでした。

久しぶりにここに来たわ。いい空気やね～。

秋晴れの空の下でベストショット！

　今年はリフトの上までコスモスが咲き誇っており、下から見るとまるで絨毯のようでした。
　コスモスは生命力の強い植物だそうです。その強さを隠すために優美でやさしい色をしているのではないかというのを聞いたことがあります。

　10/17日・18日に井波社会福祉センターで行なわれた『しあわせ老人まつり』と10/27日～29日に富山市の県民会館で開催された『趣味の作品展』に利用者さんがたくさん出品されました。利用者の皆さんも、自分たちの作品を見に行きました。

特養＆デイサービスいなみのブース。

宝船や花、習字などが目を魅きます。

たくさんの出品、ありがとうございました☆

THE　達筆！！！

　他の施設の利用者さんの作品も本当に見事な物ばかりで心を奪われるような会場でした。デイサービスいなみの利用者さんが『ご自由に持ち帰りOK』で出品された作品は人気があり完売しました。
　ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。