新年の松の内に楓フロアで正月の遊び「羽根つき」と「福笑い」をしました。
　羽根つきはトーナメント表を作り、うちわと風船を使って行いました。皆さん、風船を落とさないように、身体を動かしました。優勝目指して白熱した試合から、楽しい一年が始まりました。

「それ～」「よいしょ!！」。皆さんベストプレー☆

「がんばれ～」「がんばれ～」。周りには応援の声もあり笑顔や笑い声が絶えませんでした。

風船を床に落とせば、墨の代わりにテープが顔に貼られるので真剣勝負。

今回のトーナメントで見事1位になられたＴさん。おめでとうございます♪頬に戦いの傷跡ッ!!

出来上がった福笑いを持ってパチリ。

それぞれとっても趣きのある顔になりました☆

　「なんと土笛の会」の皆さん12名が来てくださり、土笛を披露してくださいました。利用者さんに馴染みの曲目を演奏してくださり、最初から最後まで盛りだくさんの内容でした。土笛の音色に合わせて歌ったり、鈴やタンバリンで合奏したりする機会もあり、会場が１つになりました。「楽しかったぁ」「音楽大好きながぁ」と利用者さんもとても喜んでおられました。

透き通った土笛のやさしい音色にうっとり。

土笛に合わせて利用者さんも鈴やタンバリンで合奏に参加。

　新館けやきホールで、今年も竹部社中の皆さん方にご協力いただいて、初釜を行いました。職員も着物姿の接待で華をそえ、利用者さんにお抹茶を味わっていただきました。

お手前は竹部社中の先生。

お席入りして、ご挨拶から。

お席入りして畳の上でお茶をいただきました。

一緒に甘さひかえめで美味な生菓子をいただいています。

薄茶も飲みやすくけっこうなお手前です。

竹部社中の皆さんが利用者さんのお茶を準備。

春のイメージを形取った練り切り菓子で目でも楽しみました☆

作法通り、茶器も鑑賞しました☆

いつもと違う雰囲気にちょっと緊張するけど、うれしいわぁ

　「食べれる口作り」を黒岩先生の指導のもとに、５年前より口腔ケア、リハビリに力を入れています。
　今回、当施設で行っている口腔ケア、リハビリを改めて評価し、見直しをしていこうと再度黒岩先生をお招き、１日目と２日目の午前に実技指導していただきました。

いつもバイタリティあふれる黒岩先生。利用者さん一人一人のケースに合わせた丁寧な指導。

トロミ剤を飲み込みやすくするゼリーやトロミ剤の微妙な調整も教えていただきました。

他の施設からも先生の指導を受けようと、研修に参加され、熱心にみておられました。

利用者さんの普段の食事の様子について、体内の酸素を測定しながら観察。その後、その方の状態に合わせたブラシを使った口腔ケアやリハビリ、マッサージを実施。利用者さんが口腔ケアやリハビリ、マッサージを受ける前と後では、利用者さんの表情がみるみる変わり生き生きとしてきます。いつも感心しながら、その手技を習いました。

　2日目の午後からは、全体会として実技指導の様子を映したビデオを見ながら、1人1人に合ったケアの方法を教えていただきました。ビデオを通して、実技指導に参加出来なかった職員も学びを共有することができました。

限られた時間の中で、実際に歯の模型やモアブラシも使いながら、とても分かりやすく丁寧に指導していただきました。

日頃の悩みや、質問にも熱心に答えてくださり、学びが一層深まりました。

　大会は「となみ野紀行」カルタを使いましたが。絵札が、色鮮やかで利用者さんは、目を見張ります。このカルタは井波の木彫り彫刻や高瀬神社など、となみ野の特色のある出来事や特産品を詠んでおり、豊かな郷土の情緒を味わいながら熱戦をくり広げました。

「読みますよ～☆」

「はい、取ったよ～！」

司会者　『蒸し干しの　･･･』
職員　「 『む』 ですよ～!!!　」

真剣になって絵札を探す利用者さん。

玄関の壁には、今年の干支の『寅』の壁絵が飾られています。これは利用者さんが、年末に1ヶ月かけて作りあげた迫力ある作品です。

迎春の文字は花紙で作りましたが、直径４センチと小さく、作るのが大変でした。「上手くいかないわ」といいながらも、細かい所まで丁寧に貼り付けてくださいました。立体感のある作品に仕上がりました。