施設長　高田　喜義

　新緑若葉の映えるまぶしい季節となりましたが、この４月１日から「特養いなみ」の施設長を拝命いたしました。 　
　さて、当施設は、介護保険制度が始まった平成１２年に開設いたし１０年を迎えました。これひとえに、利用者の方、ボランティア・地域の方々のおかげであると感謝申しあげます。 　
　当施設の基本理念である、「一人ひとりの人間としての尊厳を重んじ安らかで心豊かな生活を支援する」ために、引続き、職員みんなで努力いたしますので、今後ともご指導いただきますようお願いいたします。

４月からいなみで働く新任職員を紹介します。

少しでもはやく出来ることを増やし、利用者の方とも良い関係を築けるよう、頑張りたいと思います。
特養介護職員　　　斉藤　遥

　お釈迦様の誕生を祝うとともに、春の到来を祝う「花祭り」今年も瑞泉寺よりお坊様に来ていただき、法話を聞かせていただきました。 　
　その後、利用者さん一人ひとりが木彫りのお釈迦様像に甘茶をかけ、お花を手向けました。

１本ずつ献花されました。

皆さん、ありがたいお説教を 真剣に聞かれました。

例年よりも寒く、裏庭の桜は、まだ蕾が多く少し寂しい花見となりました。

りんごの花も寒くて、例年の花の時期に比べ開花が遅れていましたが、1週間から10日遅れで綺麗な花が咲き乱れました。

こごみの胡麻和えと筍ご飯

ホタルイカは寒くて不漁が心配でしたが、例年通り仕入れる事ができました。

「色とりどりでキレイやねえ。おいしいわ～」と利用者さん。皆さん完食されました。

　衣替えの季節を迎えるので、冬物と夏物の衣類を交換します。衣類をご持参される際は名前の記入を忘れずにお願いします。
　上着シャツは襟元内側に、ズボンは 背中内側に、靴下は平ゴムか布を輪 にして、はっきりと油性マジックで 記入をお願いします。また、持って こられた時は職員に声をおかけく ださい。
　館内は冷房が入りますので長袖がよく、洗濯に耐える丈夫な生地のものをご準備していただけたらと思います。
　シルク（絹）やウール（毛）の混じった物は、痛みやすく縮んでしまい着られなくなりますのでご遠慮願います。ポリエステル（化学繊維）に綿が混ざっている衣類は汗を吸い取り丈夫でおすすめです。

　５月３日、井波八幡宮の春季例大祭「よいやさ祭り」が行われました。 昨年に続き、今年も神輿の休憩場所として「特養いなみ」を利用されました。
　神輿には「壱ノ輿」「弐ノ輿」「参ノ輿」があり、それを担ぐ男衆約120人と井波中学生の担ぐ子ども神輿3其、関係者等を含め総勢300人が『よいやさ、よいやさ』の掛け声に合わせ特養いなみ玄関前に勢ぞろいしました。
　神輿の迫力と、威勢の良い掛け声に拍手を送る利用者さんもおられました。

　午前中には、地元今町屋体連の皆様が来てくださいました。大きな屋台を見上げながら「こんなに近くで見ることができて嬉しかったわぁ。ありがとう」と大変喜んでおられました。

間近で見るお神輿に、「きれいやねえ。懐かしいわ」と感激されていました。

最後まで屋体が帰るのを名残おしそうに見ておられました

　特養いなみ前庭に、昨年秋に植えたチューリップが花を咲かせました。
　4月下旬に強い風が吹き、急いでプランターを避難したのですが、いくつかのチューリップは茎が折れてしまったり、球根が土から出てしまったり・・・。それでもＧＷには、また新たな花を咲かせたチューリップが並びました。

４月中旬頃のチューリップ♪
どんな風に咲くのか楽しみですね。

「赤　ピンク　黄色～♪」さまざまな色のチューッリップが咲きました！きれいですね。

あれれ？風の影響ですかね？ みんな同じ方向を向いてしまいましたね(笑)

　4月8日（木）から14日（水）、井波の大門川沿いや庄川沿いの桜見学に行きました。
　木々に咲いた鮮やかなピンク色の花は、砺波平野を見事に染めており、高台からの景色は見る人の心を和ませてくれました。
　お茶をしながら一息つくと、ゆったりとした時間を感じられるような見学でした。

高台からの桜を見ながら「綺麗な桜だね～」と利用者さん。